訃報を後で知ったとき

不幸をお葬式の後で知ったら…

まずはすぐにお悔やみの連絡をします。もし遺族と面識がない等電話がしづらければ、お悔やみの手紙を出すのもよいでしょう。遺族の都合をお聞きし、なるべく早い機会に弔問します。喪家を訪問した際、弔問できなかった非礼を手短に詫びます。この時に言い訳はしないようにしましょう。

お香典を渡した後で、遺族にお断りをしてから仏壇にお参りします。香典を差し上げる時や郵送する場合、時期にもよりますが香典返しが済んでいることもあるので、金額は少なめにしてお返しの心配はいらない旨、中袋に書いておくという心遣いがあると、なおよいでしょう。

訪問の時期にもよりますが、葬儀後、間もない時期で忙しそうな時には、迷惑にならないよう早めに辞去しましょう。葬儀後、何日か経っていて遺族に引き止められた場合には、出来る範囲でよいのでお付き合いしてあげるのもマナーです。

日が経つにつれて遺族も落ち着きを取り戻し、故人の思い出話を話せる相手が欲しいと思っているかもしれません。とは言え、遺族の心情を判断するのは難しいところです。

年賀状を出した後に年が欠礼状(喪中葉書)が届いたら…

ハガキでよいので、年賀状を出してしまったことを事前にお知らせしましょう。行き違いや、お悔やみが遅くなったことの非礼を詫びます。年賀状を送った相手から、年明け後に寒中見舞いなどで喪中の旨を知らされたときも、お悔やみとお詫びを兼ねて葉書で返信しましょう。

いずれの場合も、おめでたい言葉を使わないようにします。

例文(喪中葉書に返信する場合)

本日、年賀欠礼のお知らせを頂き、大変驚いております。ご無沙汰いたしておりました為に○○様のご不幸を少しも存じあげず、すでに年賀状を差し出してしまいましたことをお許しください。

遅ればせながら、

(浄土真宗の場合) 謹んで哀悼の意を表しお念仏申し上げます。

(浄土真宗以外の場合)故人様のご冥福をお祈り申しあげます。

ご家族様にはさぞ寂しい歳の暮れとは存じますが、どうぞお体を大切になさいますようご自愛ください。来年は、よいお年でありますように。取り急ぎ失礼のお詫びまで。

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