陽気すぎるガーナ共和国のお葬式
カカオの産地で有名なガーナ共和国
ガーナでは『死』を『新たな始まり』と捉えているため、新たな人生を得たことを祝福し、送り出すための儀式がお葬式です。
平均寿命以上で亡くなった場合、パーティースタイルのお葬式を3日間かけて盛大に執り行うそうです。
[金曜日]
村中に響き渡る明るい音楽を流し、朝まで踊り続けます。
[土曜日]
打楽器やブラスバンドの演奏付きで歌いながら、ときにはステップを踏みながら、故人をお墓に運びます。
[日曜日]
教会に行き祈りを捧げます。
ここでも歌って踊って太鼓を叩いてお祭り騒ぎです。
喪服の色は黒と赤。
中でも特に特徴的なのが棺です。
お金持ちの方は、故人の人生にちなんだ棺をオーダーメイドするそうです。
たとえば…
パイナップル農家さんはパイナップルの形
漁師さんは魚の形
ビール好きさんにはビール瓶の形
それぞれ色鮮やかでまるで遊具のような棺だそうです。
明るく楽しく賑やかに…陽気なガーナの国民性ですね。
日本ではこのような形の棺は聞きませんが、飛鳥会館では彫刻が施された棺や、綺麗な布張りの棺をご用意しております。
棺は故人様が最後におやすみ頂く場所です。
素敵な棺でお送りしたいですね。