蓮(はす)と睡蓮(すいれん)の違いとは?
前回は、仏教と蓮の花について少し触れました。(前回のブログはコチラ)
蓮の花は、6月から8月ごろに水辺で見られる花ですが、
よく似た花で「睡蓮(すいれん)」も同じ時期に見ごろを迎えます。
では、この写真。
どちらが蓮(はす)で、どちらが睡蓮(すいれん)か、分かりますか?
答えは…
左が蓮(はす)で、右が睡蓮(すいれん)です。
比べてみると、なんとなくわかるような、わからないような…
どちらかだけで見ると「あれ?どっちだっけ?」となる方も多いのでは?
混同されがちなこの2つですが、簡単に見分ける決定的な違いがあります。
上の写真の花ではなくて、葉っぱにご注目。
なんとなく、カエルのイラストを描くときに一緒に描いてしまいそうなこちら
こんなかんじに、浮葉植物(ふようしょくぶつ)といって水面に葉を浮かべるのが
「睡蓮」。
そして、
挺水植物(ていすいしょくぶつ)といって葉が水面から突き出ているのが
「蓮」になります。
こう見ると、全く違う植物というのがわかりやすいですよね。
ちなみに、「睡蓮」を「水蓮」と書いてしまうことがありますが…
(水辺の蓮…確かにこちらのほうがしっくりくるような気もしますが)
これは、違いなので気をつけてくださいね。