新しいお葬式のスタイル「一日葬」とは…
2020.6.14
「普通のお葬式にはお金がかかり過ぎる…」
かといって、
「火葬だけをしてお葬式をしないという考え方に抵抗がある」
という方におすすめなのが一日葬です。
「一日葬」とはお通夜を行わない、告別式と火葬のみのお葬式のことです。
一般的な葬儀(いわゆる通夜・告別式を行う形式)と比べると一日葬はお通夜の負担がないため、ご遺族にとっては大切な人との最後の時間をゆっくりと過ごし、翌日の葬儀に備えて心や体を休ませることができます。
少ない人数でひっそりと葬儀を終えたい場合などに適しています。
また「高齢の親族や遠方に住む親戚に負担をかけたくない」との気持ちから、一日葬を選ばれる方もいらっしゃいます。
しかし、地域・お寺によっては、
「葬儀は必ず通夜・告別式をしなくてはならない」
と考えられているところがあり、受け入れてもらえないこともあります。
菩提寺がある方は、ご住職のご意向を事前に確認しておくとよいでしょう。
また、一日だけの葬儀となるため参列できない人が出てくることも予想されます。
お葬式は家族や親族と話し合い、納得した形を選ぶことが大切です。
一日葬は家族葬と同様に、今後増えていく新しいお葬式のスタイルかもしれません。