意外に「うっかり」お葬式マナー -アクセサリー編-
お通夜やお葬式の際、一般的には喪服(礼服)を着用しますが、「うっかり」マナー違反になっていることもあるので注意が必要です。
今回は女性の場合のアクセサリーについて紹介します。
お葬式の時のアクセサリーといえば、基本的には真珠のネックレスですが、長さや色によってマナー違反になるのはご存知ですか?
まずは長さです。身に着けたときに鎖骨のあたりまでの40㎝前後の一連の物を選びましょう。
長すぎるアクセサリーは華やかさが強調されますし、二連の物は「不幸が重なる」ことを連想させるので避けてください。
色も様々ありますが、白・グレー・黒を選んでください。その他の色や宝石類と一緒になったもの、一粒タイプのものは、やはり華やかに見えてしまうので避けていただきたいです。
また、「結婚指輪はしていても大丈夫ですか?」という質問を受けることがありますが、外せるならば外したほうがいいでしょう。
特に、イエローゴールドやピンクゴールドなど、明るい色味のものは外すほうが無難と言えます。
ただ、大切な指輪を外したことで失くしてしまってもいけませんし、無理矢理でも取らなければいけない!とうことはありませんので、外せるのならば…といったところです。
「外したくはないけれど、気になって…」
という方には、指輪をしていないほうの手を重ねて隠すという簡易的な方法もありますし、黒い手袋をつける等の方法もあります。
黒い手袋は「仕事柄ネイルを落とすことはできないけど…」という方にもおすすめな方法ですので、一つ持っておくと便利かもしれません。
その他のアクセサリーについて迷うときは、
・基本的に、アクセサリーはつけない。
・つける際は、煌びやかなアクセサリーや明るい色味の物はつけない。
を、守っていただければ、マナー違反になることはないでしょう。