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師走(12月)

2020.12.3

師(僧侶)が走ると書いて『師走』

日本では古くから、僧侶が年末に各家庭に呼ばれてお経を唱える習慣がありました。
毎日忙しく走り回っているお坊さんの姿から『師走』という言葉ができたともいいます。

この時期になると、私たちも何となく時間に追われて、忙しく毎日が過ぎて行ってしまう感じがします。

この『忙しい』という字ですが、心を亡くすと書きます。

忙しいと…

  • 目の前の仕事に追われて大切な家族との関係を見失ってしまう。
  • 本当にやるべきことなのか考えないまま、時間や労力を費やしてしまう。
  • 自分のやりたいことではないことに月日を使ってしまう。


など、周りに気を配ることができずに、自分の心さえも見失ってしまう時があります。
気づかない内に誰かを傷つけていることもあるかもしれません。

必死で頑張ることも大事ですが、心を落ち着かせて今一度振り返ってみることも大切です。

  • お風呂に入りながらゆっくり自分自身に問いかけてみる。
  • ノートに自分の考えを書き出してみる。
  • 誰かに自分の考えや話を聞いてもらう。


など、自分自身を振り返る習慣を身につけると、忙しくて見失っていることや、方向性がずれていることに気がついて軌道修正ができます。

なかなかその時には出来ることではありませんが、忙しい時ほど立ち止まり、亡くしてはならない心を思い出す時間が必要だと思います。

これから年末、気忙しい時期です。
「忙しいから」と心を見失うことなく、お客様に寄り添う接客を心がけたいと思います。

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