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「おせち料理」の豆知識②

2021.1.3

前回の記事で、おせち料理のいわれと、一の重についてご説明をさせていただきました。
せっかくですので、二の重以降もご紹介させていただきます。

『二の重』

縁起のいい海の幸を中心に焼き物を詰めます。

ぶり  … 大きさによって名前が変わる出世魚なので出世を願います。
鯛   … 「めでたい」とし、ハレの食卓にふさわしい魚
海老  … 海老のように腰が曲がるまで、長生きすることを願う

『三の重』

山の幸を中心に、家族が仲良く結ばれるように煮物をいれる。

れんこん … 穴があいていることから、将来の見通しがきくように
里芋   … 小芋がたくさんつくことから、子孫繁栄を願います
八つ頭  … 頭となって出世をするように
くわい  … 大きな芽がめでたい
ごぼう  … 根を深く張り、代々続く事を願う

『与の重』

「四」は使わず「与」の重とします。日持ちのする酢の物などを詰めます。

紅白なます … 紅白でめでたく、祝いの水引きにも通じます
菊花かぶ  … かぶをめでたい菊花のように飾り切りしたもの

『五の重』

年神様から授かった福を詰める場所として空っぽにしておくか、家族の好物や予備の食材を詰める。

お正月にかかせない『おせち料理』
中身は地方や家庭によって様々だと思いますが、本来、ひとつひとつに意味がこめて作られ、見た目も美しい料理を食べる文化は日本ならではです。

これからも継承していくために、ぜひお子様にも伝えてあげてくださいね。

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