『デジタル遺品』とは?
2020.8.10
『デジタル遺品』という言葉を聞いたことがありますか?
現代ではさまざまな情報がデジタル化され、パソコンやスマートフォンは生活にかかせない存在となっています。
この機器の中に、個人的な情報が保存されています。
デジタル遺品とは、亡くなった人のパソコンやスマートフォンの中に残ったデータのことをいいます。
その持ち主が亡くなってしまうと、遺族に「遺品」として残りますが、パスワードが分からなければ、中の情報を確認することはできません。
もしも、遺族がそのまま処分してしまうと…
個人情報が流出する危険性もあるのです。
自分が亡くなった時を考えてみる…人間いつ何があるかわからない…
パソコンやスマートフォンに保存してあるものを、「人に見られたくない!」と思う方は多いでしょう。
そう考えると、元気なうちにデータの整理をしておきたいですね。
万が一のことを考えると、やはり何かにパスワードを書いておくのが重要です。
以前、ご紹介した『エンディングノート』に書いておくのも良いですね。
(以前の記事「エンディングノートで家族にメッセージを」はコチラ)
パスワードがわかれば、データの移行ができたり、遺族が専門の業者に依頼して処分することもできます。
スマートフォンのようなデジタル機器は、便利な一方でリスクがあることを知っておくのも大事なことですね。
この機会に家族で話しておくのも大切なことです。